いよいよQuad Coreの時代

2009年も半分が過ぎようとしているが、いよいよクアッドコアの時代が来たという感じがする。
今まではデスクトップPCを組む時でも、クアッドコアというのは(動画のエンコード職人、ゲーマーが買うような)半ば趣味のCPUだった。


でも最近は徐々にではあるけれどマルチコア前提で作られるアプリが増えてきたように思う。
こうなってくると、もはやクアッドと言わずにコアは多ければ多いほど良い。
凄く単純に考えて、クアッドコアならばデュアルコアの倍の速度で、オクタコアなら4倍の速度で処理できちゃう訳だから。


core i7はHTぐらいしかインパクト無かったし、2010年にまた大きな変革が来るとは言われてるけど、
これがどれほどの物になるかはまだ分からない。

45nmにまでなっているプロセスルールもそろそろ限界じゃないの。
GPUだけど、AMDは40nmのRadeon HD 4770で酷い目に会ってるらしいし。
例え32nmがスムーズに行ってもその先は大丈夫なのかと思っちゃう。
そうなるとコア一つあたりの性能は2,3年のうちに限界が見えそう。


ここ数年、クアッドコアで止まってたマルチコアの流れも、Nehalem-EXはオクタコアになるという話だし、AMDイスタンブール(だっけ)でヘキサコアになってる。
今はまだまだデュアルコアがメインストリームだけど、2010年にはデュアルコアは廉価版という位置づけになるだろうなー。

そういえば既にceleronデュアルコアになったし、Core2の下位にラインナップされてるPentium-Dual Core E6300なんか2.8GHzで、初期のCore2Duo E6300(1.86GHz)を大きく上回るスペックになってる。
そう考えるとコアあたりの性能は随分底上げされたのかなー。
単純に上位が詰まってる間に下位のスペックがどんどん底上げされただけな感じはするけど。
何にせよすごい時代だ。